まだ続くのこの話?
文字起こしをしている私の身にもなってくれ!
寺田さん、いい加減、話を終わらせていいよ!
【以下録音内容を抜粋・加筆・訂正等】
「固定資産税の支払いの用紙をコピーして渡すよ、だって、私の名義だってわかるでしょ?」こういう末節にネズミはこだわるな。
「Cさん通すとまた使われちゃうじゃん」
あいたたた、痛いところつかれちゃった。
「その件は、ボクもちゃんとCさんと話さないと」
「でも、いくら寺田さんはCさんに渡してるん?」
「けっこう大きな額なんですよね」
「それじゃ、Cさんは高田さんに返ってくる2000万をあてにしてるってことじゃない?」
その通りです。
「それじゃ、連動してて、返ってこないとみんな困っちゃうんですよね」
いいよ、寺田氏。
お金を取り戻すことは、みんなにとって、上野にも高田のばあさんにも、寺田にもCにも、絶対に必要であり、みなで協力して取り組む課題なのだ、という共同幻想を抱かせている。
「Cさんが株でどれくらい損してるんだか、得してるんだか、わからない、私は」と上野は言うが、私は上野にすべて溶かしてしまった、と告白している。
「実はね…」と、秘密を暴露することはないネズミなのだろう。
FXについては語るな~上野さん。
うちの旦那がFXの自動ソフトを作って…って、何回その話を聞かされるの?
「いろいろやったよ。うちの旦那もいろいろやってんだよ」
犯罪行為だけはやってないことをお祈りいたします。
「いろいろやったけど、やらない、やらない、もうやらない。本業一筋でやってればよかったな、って思うもん」
本人も危ない橋を渡ってきたという自覚があるのだろう。
「まぁ、人生楽しんだかなって」開き直る上野。
なんか、死んじゃう人の発言みたいで、嫌だよ~。
「寺田さんと出会わなければ、私はないんだよ。だって、最後に貸してくれる人があなたで、これでもう終わりなんだから」
「で、でも、最初に6億とか、そういうのは来ないよ、最初に言っておくけど」
やれやれ、またネズミ算が始まったよ。
「最初は2億くらいだよ、次にまた2億くらいで」
2億もあれば十分やろ?
「最初に借りた人には、最初に来たお金で返しちゃう。自分の分は後でいいの」
どうも、ありがとうございます!
「私の願いは、睡眠導入剤を飲まないで、夜、ぐっすりと眠れることが、私の願いだよ、本当に」
どうなるかな~?Xデーまでの1週間はよく眠れると思うけど、それ以降はね、地獄が待ってるからさ。
以前から、夜の電話に上野は出なかった。
それは旦那が隣で聞き耳を立てているからのようだ。
「死にたいっていう気持ちはなくなったよ」
上野クラスの優秀なネズミともなると、死にたい気持ちすら昇華してしまうんだろうな。
「あんまり仲が良くなかった近所の友達にお金借りたん。それでいつか必ず返すからね、待っててね、ありがとうって言ったら、向こうは「役に立ててよかったよ」って言ってくれたん」
ホントかよ!?ボケてるだけじゃないの?
「100万か200万借りたんだけど、貸した方も借りた方も覚えてないんさ」
やっぱりじゃん。
「年金を担保にさ、牧師先生から借りたんだけどさ。牧師さんだって迷惑だよ。だって、信徒さんがみんな金貸してくれってきたら、キリがないじゃん」
上野はわかってるんだよな、でも、わかっててやる方がよほどたちが悪いよ。
「10月の15日までに、万が一返って来なかったら年金で払います。残りの12万は、私の給料で払います、って牧師先生に言ったの。だってもう使うことがないじゃん」
そう上野は、これで最後だって、繰り返している。
だから、お金が戻って来たら、忌まわしい記憶しかない家屋敷を売って、東京にマンションでも買って、そこで暮らそう…などと夢想しているのだ。
もしかしたら、詐欺師の側も、これで終わりにして、とんずらするかもしれない。
「上野さんが一生懸命だから、牧師さんも出してくれたんですよ」いい感じに持ち上げる寺田氏、ホストの本領発揮である。
今まで出しすぎたから、今、肝心な時にお金がないと主張する上野ネズミ。
「私、責任感があるからさ」自分で正義感とか責任感とか言うなよ。
「旦那は、もう他の人に任せればいいよ、って言うよ」それが正解。
「だけどさ、そういう訳にいかないじゃん」なぜ?
「ベストとを尽くす。ボクもそういうの大好きですよ」ここでも相手を持ち上げる寺田氏。
「ベストを尽くして、やるだけのこと、やれるだけのことをすれば、後悔はないじゃん」と感慨深げな上野だった。あの~、あなた他人の人生滅茶苦茶にしてるんすけど。
「私にはもう寺田さんしかいないもん」いい言葉だ。「どう考えても、100万なんて出してくれる人なんていないもん」
「24日か25日は空いてます?その日なら」100万円出したがる寺田氏。
「えっ、でも、そんな先じゃダメなんだよ、必要なのは今週なの」
「結局、ボク、日本円で持ってないので、どうしようかな?50万でしょ」
「70万にしてよ、そしたら100万でキリがいいでしょ」
「70かぁ」
「私送るよ、土地のね、コピーを。そしたら、メールでさ、住所を教えてくれる。そしたら郵送するから」
「田端さんがね、上野さんも100万出せば、顔が立つね、って言ってくれたから」
やはり田端に強く促されてのことだったようだ。
田端は田端で、娘が孫の学費を払うための62万を借りたので、自分も今月末くらいにはなんとかしなくちゃいけない、といった与太話なのか?
まさか、田端も騙されているのか?
「本当はCさんが20万渡してくれればいいんだよ」
急に私に飛び火が!だから、FXで溶かした言うてるやん。
FXの話になって上野はまたヒートアップだよ。
熱帯魚ブームの時に、上野はディスカスのブリーダーをしていた。
熊谷のブリーダー。かつてのFX仲間。
「寺田さん、それでは70万あてにしてます。ありがとうね、本当にありがとう」
今の上野に頼れる人は、ただ一人。
そう、寺田隆。
もう上野は、このホストくずれの男に身をゆだねるしかないのだった。
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