【音声データ】2025年9月11日 #1 「CさんがFXでうまくいったらお金貸してくれる?」寺田氏にせがむ上野

 昨日、9月10日、上野明美はCに電話をし、CがまたFXをやるとか言っているので、気が気でない。

大きな不安と小さな期待を抱えながら、それでも、どうしてもお金が欲しい上野は寺田にすがるのだった。




【以下録音内容を抜粋・加筆・訂正等】


「Cさんが、今夜、FXでうまく運用できたらさ。20万貸してもらえる?」

だから、金は貸すって言うとるやん。むしろ、貸したがっているんだから。

「貸してくれるっていうなら、借りたいんだけどさ。Cさんが換金するまでに、時間がかかるでしょ?だからさ、それまでの間に高田のおばあちゃんの年金の方から借りられないかなって。おばあちゃんの方は、プラスになったとしても、上野さんにはCさんは絶対にお金は出さないよって言ってたからさ」

そういうことか、高田のばあさんには、私は本当のことを言っている。

だから、私が上野にお金を渡すなんてことは想像もつかないという訳だ。

これは私の失態だな。

「私にはうまくいくから待ってて、って言ってくれたけど。うまくいけば、それは寺田さんのお金だから、と思ったの」

「それはいいですよ」だから、寺田は何度もいいって言うてるやん!「Cさんも増やすって言うしね」そうそう。「ちゃんと増やしてくれることを願いたいですけど」

「私もさ、ここにきて、誰も貸してくれる人がいないからさ。20万足して50万にしたいなって思ってさ。30万なら30万でいいけどさ。私も最後、不動産屋さんに行ったんだけど、なかなかすぐにどうこうって訳にはいかないからさ。年金担保にした30万は田端さんに送るとこなんだけどさ」

年金(通帳・ハンコ・カード)を担保に、牧師から30万借りた。

「あと20万あれば、50万になるかなって思ったん」小学生でもわかることだ。

なんかまどろっこしいけど、寺田の了承を得たいようだ。

忘れてた、信用第一の世界だった。


上野の資産はすぐに売れる、だから、お金は大丈夫、私に金を貸しても大丈夫、と言いたいようだ。

「断られて、断られ続けてきたから、最後に信じてもらえないのはさみしいけど、30万だけでもさ。Cさんがうまくいけば、20万出せないかなってね」

「私もCさんを信じてるし、うまくいくと思っているので」

「でも、どうかな?そんなうまくいくかな?」FXにはうるさいからね、上野は。「寺田さんは、それで、全部でどれくらい預けてるか、わかってるん?」

「小さい額じゃないけど、まぁ、だいたいはわかってます」

「わかってるんだ。2000万くらい?」

「それくらいは、いっちゃいますね。でも、Cさんのことは信用もしてますし、その辺は大丈夫かなって」

「大丈夫だと思うよ、私も」

「そうですね、あの人はカタい人ですからね」頭とアソコはカタいよ。※この辺の方言で「カタい」=仕事をきちんと行う、という意味がある

「いや、でもね、上野さんもすごい預けてるからね。まぁ、時々は心配になる時もありますよ、ボクも。」

「私もさ…」と未公開株の失敗話を始める上野。「信用している人にさ、東京の事務所に連れて行かれて、銀座で接待されたよ。帰りはタクシーで帰って、って言われたけど、もったいないから電車で帰ってきた。その人に5000万取られた」

その人を訴えたけど、前科4犯、詐欺の常習犯で、相手が一枚上手だった。

最初は投資した金に対して、配当が入ってくる。典型的な投資詐欺。

上野さんちは、まぁ、いろいろなことに手を出してるよ、ほんと。

「新規設立の助成金を使って、私もエステを始めて…」戸谷塚の物件の看板はこういう意味だったのか。

この時のコンサルタントに、800万くらいだまされた。

「資産がない人から、いくらお金を返してもらおうとしても、その人は返しようがないでしょ?」上野さん、あんた、よくわかってる。あなたが資産家でよかったよ、私は。

返せないのも、返さないのも、結局は同じ。

「アパート暮らし、通帳にはお金はない、遠くに住んでいる」こういう人からお金を返してもらおうとしても、そりゃ無理な話でしょ。

ちゃんとした人が紹介してくるから、コンサル系の詐欺っていうのは、実に厄介な存在である。



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