新型コロナウイルスが流行した際、日本国政府は、支援金という名のもと、日本国民に大盤振る舞いにお金を出した。
確かに支援が必要な人も多くいたと思う。
しかし、私の周りでは、そうでない人も支援金の申請を行っていた。
そして、上野明美と高田永子もそれを利用していたのだ。
初めに申し上げておくが、うちは生活困窮世帯ではなかった。
つまり、申し上げにくいが、二人は詐欺を行ったのだ。
まぁ、やってしまったことは仕方ない。
二人にはきちんと刑事罰を受けてもらう必要があれば、受けてもらう。
それは娘(私の嫁)も了承済みだ。
刑事罰を受けたからといって、社会福祉協議会への支払いがなくなるわけではない。
それは必ず取り立てられる。
でも、そんなものは払いたくない。
だったら、その分だけでも上野明美に払ってもらわなければいけない、ということになる。
まずは、内容を認めさせようと思い、上野明美に電話してみた。
結果は散々だった。
向こうからかかってくる電話は、あんなにしとやかなのに…女ってわからない…。
【以下録音内容を抜粋・加筆・訂正等】
「はい、お世話様です」上野は素直に電話に出た。
「はい、お世話様です~。高田です~。あれどうなりました?」
「今ね、引き取り手を探してるんで」
「でも、崖さんが出してくれるんじゃ」
「崖?崖さん?…あぁ、崖さんは出してくれるよ。でも、私も他の人をあたっているから。来週の末くらいまで」と上野。続けて「崖さんだけがいい思いしちゃうんじゃ、あれなんで」
崖さんはあんまり貢献してないのに、最後にお金を出した崖さんだけがいい思いするのは悔しいから、私が今、みんなに声をかけて回っている、ということだ。
これが、このネズミの本音であり、原動力だ。
いや~、本当にいいようにやられてるな~、いいネズミだよ、あんたは。
親元サギネズミに、「崖さんだけ、最後にいい思いしちゃっていいの?上野さんだって、あんなに頑張ってきたんだから、最後くらいもうちょっと頑張ってみたら。だって、1000万だよ、12万円集めれば1000万円!60万円で5000万円也!」とでも言われているのだろう。
「私も、ちょっと何とかしたいんで、来月まで待ってもらってる」
上野が自分で用意したお金を上納したいというわけだ。
そしたら、まるまる1000万入ってくる。
もし、寺田氏に借りれば、1000万円から寺田氏の分で24万ひかなくちゃいけないから。
その分、損するわけだし、よくよく考えれば、寺田氏はいけ好かないヤツだしね。
上野明美が確実に来月の初めにお金を出せるなら、寛大な親元ネズミは「それなら待ってもいいよ」と言ってるのだ。
いざ本題へ。
「私、高田のおばあちゃんと話したんですよ、日曜日かな。そしたら、8月末までにお金が入ってこないと困るって言うんだよね。なんで困るの?って聞いたら、9月に督促があるっていうんだよね」と私は言った。
「督促があるやつは、私が払うって言ったけど」意外にあっさりと認める上野だった。
ただ、話の本丸はそこではない。
「まだ大丈夫だよ、私も払ってないもん。同じの」と上野は、訳の分からないことを言う。「私、固定資産税から、みんな払ってないけど、なんとかなると思うよ。督促されても、1か月くらいは待ってくれるから」
支払わないことに関しては、専門家の上野明美だ。自信満々に言ってのける。
「140万の福祉なんたらでさ…」と私が水を向けると
「それはちょっと待っててください」私の話を早口に遮り、明らかに不機嫌そうになる上野。「私、それ、もう…」
「待つけどさ。これって、上野さんが…高田のばあさんは借りてないって言うんだよね」
私のこの言葉に、さすがの上野も怒ったようだ。
とは言うものの、なぜ怒ったのかはネズミのみぞ知る。
「それは高田さんに聞いて。私さ、もう、嫌だよ。だってさ、あなたさ、私が一人で高田さんをだましたなんて言われるのは、困る。私は高田さんをだましてないから、高田さんも承知でやったんだから。だから、私だけ悪者にされても困る」
「悪いとか、そういうのじゃなくて…」
興奮冷めやらない上野は、私を遮断した。「いい、もういい。わかった、わかった」と言い放ち、ガチャンと電話を切った。(表現が昭和!)
話したい話の入り口で、上野明美の心のシャッターが閉まってしまった。
もしかしたら、高田永子から、それなりに(もしくは相当に)、上野に対して「督促」があるのだろう。
上野としてみれば、私がそそのかしたけど、ハンコ押したのは、あなた、高田さんでしょ?という気持ちなのだ。
高田のばあさんは、「本当に大丈夫なんだよね?」と、上野への不信感をちらつかせているのだろう。
信用第一を売りにしているネズミネットワークで、子ネズミに「あなた信用できないでちゅ」などと言われたくはないのだ。
コメント
コメントを投稿