2025年10月5日 私もしばらく潜った方がいいのかも + 詐欺研 示談書「天秤をグンッ」

タイムリミットまで、26日。

最近、タジミやのりちゃんのことを考えるにつけ、実名をさらしたり、深堀すると、返ってこっちが訴えられかねないのでは、と私は懸念し始めた。

上野明美の詐欺的な証拠は、もう十分にある。

しかし、のりちゃんをいくら深堀したところで、タジミと高田永子の詐欺的事案を結びつける証拠のようなものは出てこない。

のりちゃんを元にした、タジミや親族の個人情報が得られるだけで、当方との関係性は出てこようがないのだ。

情報を確定したところで、それは単なる個人情報であって、詐欺の証拠とはなりえない。

ブログにアップすることで、名誉棄損やプライバシーの侵害などと、逆にこちらが攻められる懸念がある。

今、私が持っている唯一の武器は、タジミ及び、その家族と思しき人物に、高田永子が金を振り込んでいる、という状況証拠だけである。

万が一、タジミが、「確かに知らない人からお金は振り込まれていた。私たちも気味が悪いから、返します」と、ポンと100万返してきたら…もう、お手上げである。


だからこそ、上野明美が待ってくれ、といったこの10月31日までの上野の動き、その働きが重要になってくる。

「大丈夫。今月中にはお金は戻ってくるから、今まで出してくれた分と利息分くらいは、今月末には返すから」とかなんとか、上野がタジミに言わせて、きちんと録音をとってくれていればいいのだが…。



そもそも、詐欺にあって、自分はどうしたいのか?

多くの人は、お金を取り戻したいと考えるはずだ。

詐欺師を警察に捕まえてもらって、お金が返ってくる…そうすれば、だまされた側も溜飲が下がるだろう。

しかし、仮に詐欺師が詐欺罪で逮捕されても、お金が戻ってくるのは、また別の話だ。

詐欺罪で逮捕されるのは、刑事。

お金がらみのことは民事。

そこは切り分けて考えなければいけないのだが、簡単に詐欺られる人に限って、そこまで考えが及んでいない。

上野やその家族たちのように、「警察が入ってるから大丈夫」となってしまう。


刑事と民事があるのはわかる、という人が次に進むのが、民事での損害賠償請求だろう。

しかし、これもまたハードルが高い。

仮に裁判所が請求を出したとしても、その人が資産を持っていなければ、払いようがない。

また、払うつもりがなければ、請求したとて、もらいようがない。

女性のネット配信者やキャバ嬢の事件をみればわかることである。


そこで、重要なことになるのが「示談」である。


示談(じだん)とは、事故やトラブルの当事者間で、裁判によらず話し合いで争いを解決し、合意することをいいます。主に、当事者が互いに譲歩して損害の賠償額や支払い方法を決めること(民法上の和解契約)を指します。交通事故や刑事事件、その他の紛争などで用いられる解決手段であり、合意内容を書面に残し、示談が成立すると、原則として後から変更・取消しはできません。


ただし、示談にしても条件が必要になってくる。

お金を返してほしい人に、資産があること。

資産とは、金融資産の他、人的資産や社会的な資産も含まれる。

お金を返してほしい人が、何も持っていない「無敵の人」ならば、なにもとりようがない。


上野明美を例にとるとわかりやすい。

上野は土地や屋敷など、金融資産を持っている。

幸せに暮らしている娘や孫など人的資産もある。


上野明美の上記の資産と、今まで高田永子から引っ張った約2000万円の支払い、この2つを天秤にかけさせるのだ。

そして、「天秤がグンっ」となるように、上野の持つ資産の大きさ、重さが2000万位以上のものだと認識させることが重要になる。

そのための情報取集であり、交渉のための親族との接近である。

詐欺案件は個別性が強く、どうすればうまく対処できるかは、紋切り型にはいかない。

それぞれの詐欺案件の特性を見極め、相手の天秤の「キモ」を探るのが、一番重要なことだろう。

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